自分の気持ちを言えなかった私がネイリストとして独立できた!

交流分析講座を修了された受講者の体験談を紹介します。
交流分析を学んで自分を変えることができ、念願だった独立を果たされました。
掲載の許可をいただいています。


30代 ネイリスト 女性 S.Tさん

悩んでいることがあって、自分が変わらないといけないと思っていました。

私の悩みは、思ったことが言えないということです。
大事なことで言わなければいけないことを言えませんでした。
それを変えたかったのです。

私は自分がこれをしたいということよりも、相手がしたいことを尊重しすぎていました。
具体的に言うと、夫が望むように仕事をしていたら、その結果耐えられなくなってきたのです。

はじめから独立したくてネイリストになったのに、オーナーである夫の言うがままの状態で、
給料ももらっていませんでした。

また小さい子どもがいて、夜は家にいたかったけれど、仕事が9時10時までに終わっていました。

やりがいが感じられなかったのです。

ちょうどその頃、交流分析講座を受けてみたのです。

講座の中では、毎回何かを気づかされて、「ああっ」と思うことがありました。

人生態度(※1)を学んだときには、自分のことを「not OK」にしていることが多いなと気づきました。

(※1 「人生態度」は交流分析の用語です。自分自身について肯定的あるいは否定的に考えるか、他人について肯定的あるいは否定的に考えるか、をかけあわせて4つの立場があります。それぞれの立場で特有の感情、思考、行動の傾向があります。)

ストローク(※2)は仕事に使えると思いました。
自分が「挨拶は大事だ」となんとなく考えていたことを、交流分析の理論で説明されて、確信に変わりました。スタッフにしっかり説明できるようになりました。

(※2 「ストローク」とは、交流分析の用語で、承認や賛辞などの言葉や、撫でたりさすったりする身体的接触のことです。ストロークを得ることが人が生きる目的の1つになります。)

また、仕事でスタッフに不満があるときに、自分の育った環境の影響で「これはこうしないといけない」と思っていたことが分かったので、自分が当然と思う姿ではないスタッフを許せるようになりました。

相手を「OK」という立場で見れるようになりました。
他人のことを以前よりも許容できるようになりました。

そして「自分は自分のやりたいことをやっていいんだ」と強く思えるようになりました。
それまでは「夫の望むことをしないといけないんだ」と思い込んでいて、その結果「自分がやりたいことはやってはいけない」と考えていたのです。

それは親や子供時代の影響などでそのような思想を持ってしまっていたことが分かってので、本来の自分が思っていることを自分もやっていいと思えたのです。

それで夫に「今の店は辞めて、独立して店を持ちたい」と思い切って言ったのです。

夫はいったんは「いいよ」と言っていたのですが、自分が妻をコントロールしたいという気持ちが強いようで、「スタッフが足りないから」などと理由をつけて、私を独立させない方向にもっていこうとしていました。

これまでの私だったら夫のその反応に流されていたのですが、今回は「絶対に退かない」と決めて言い続けた結果、独立を認めてくれて、実際に店を出すことができました。
これまでの私とは違う決断ができたかなと思います。

交流分析を学んで自分が変われて、独立できてうれしいです。
不安はあるのですが、それも楽しいです。

自分と同じような状況の人がいるのなら、交流分析を教えてあげたいです。
交流分析は一生使える財産だと思います。

(30代 女性 S.Tさん)

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