劣等感を手放して落ち着いて話せるようになった
交流分析講座を修了された受講者の体験談を紹介します。
劣等感を手放して、相手と対等に落ち着いてコミュニケーションができるようになられました。
掲載の許可をいただいています。
私は講座の中で自分のエゴグラムを作ってみたところ、A「大人の心」※が非常に低かったのです。それでA「大人の心」を高めることを私の目標にしていました。日常生活の中でもそれを意識していました。
講座が終わるころにエゴグラムを作ったところ、Aがかなり高くなっていたのです。
エゴグラムによる自己分析法を知っていなければ、そもそもこんな取り組みはできなかったはずです。交流分析で学んだことが活かせたなと思っています。
実は今日、同じ歳の友人と久しぶりにランチをしたのです。
その友人は同じ歳ですが、同じ仕事をしていた人です。その人はいろんなことにチャレンジする人で、私もそうなりたいと思って目標にしていた人なのです。
これまでは、彼女はいろんなことを知っているので、話していると「とてもこんなふうにはなれないな」「負けてるな」と自己否定的な気持ちが出てくることがありました。ですから、ランチのお誘いを受けるとうれしいけれど、居心地の悪さをなんとなく感じていました。
それが今日のランチでは、彼女と話をしていて落ち着いていることができました。また私のことも遠慮せずに話すことができました。ランチの後「あ、私、彼女と落ち着いてこんなことも話せるようになったんだ」「対等になってきたな」と感じられて、それがすごく嬉しかったのです。
これがA「大人の心」が高くなったことなのかなと思っています。
また、私は自分の自信のなさの表れかもしれませんが、いつも急いた感じで話してしまうところがありました。でも、それを落ち着いて自分を客観視しながら話せるようになってきたと思います。
これまでは私が話しているときに、相手が少しでも他のことに気を取られたりすると、「あっ、私の話を面白くないんだな」と自分で勝手に思い込んでいましたのです。
今日のランチでは、私が話をしていたら途中で彼女に電話がかかってきて、「ごめんね」と電話に出たことがあったのです。
その電話が終わった後、わたしは「それでね、さっきの話の続きだけどね、・・・」と落ち着いて話を続けることができたのです。今までそんなことはありませんでした。そこも私は変わってきたかなと思えたところです。ちょっと嬉しかったですね。
交流分析は私にとって大きなものになりました。学んでよかったなと思います。
これからも復習をやっていくと思いますし、自分のエゴグラムも定期的に描いていきます。
この講座では受講者の皆さんといろんな話ができるし、「ここだけの話」としてプライベートな話もできます。それが自分の糧になっているところがあります。講座が終わった今も他の受講者の皆さんのことを思い出すときがあります。
活字だけ読んでもいまひとつピンときませんが、実際に目の前にいる人が話されると心が動かされます。それはなかなかない体験ですよね。とてもいい時間を過ごさせていただきました。
(M.Sさん 50代 主婦)