人事・総務担当として社内の「心理ゲーム」を抑えています

交流分析講座を修了された受講者の体験談を紹介します。
H.Eさんは会社の中で社員の言動を見ていて「心理ゲームをやっているな」と感じるようになりました。H.Eさんは人事・総務の仕事をしていて、どうしてもそれに関わらざるをえません。交流分析を学んでそんな「心理ゲーム」の中にも怖がらずに飛び込んでいき、関わったり抑えたりすることができるようになりました。
掲載の許可をいただいています。


H.Eさん 40代 人事・総務担当会社員

私は感情で動いてしまいます。これまで突発的に動いてしまったときに「失敗したな」「これでよかったのかな」「自分の行動は早すぎた」と思うことがよくありました。

会社の社員のことで打ち合わせをするときに、私の感情に合わせて人を集めていました。
しかし後になって考えると、もっと冷静に状況を把握してすればコトが大きくならずに済んだのではないかと思うことが多くありました。

この講座の中でよく覚えているのは「エゴグラム」※ですね。
「エゴグラム」で自己分析したり、苦手な人を分析したのは印象的です。
苦手な人の「エゴグラム」を作って、自分とのギャップを見つけ出し、どのように相手に合わせればトラブルなくコトが進められるかを学びました。

それこそ今日もそれを使いました。私は「A(大人の心)」※が低いので「ここは冷静になって考えよう」と仕事中に思い浮かべていました。今までの私には無かったことです。
「今日動こう」と思うことがあったのです。しかしいったんメールで返信して、週末にいろんなことを整理して、週明けから動くことにしました。

以前の私とはずいぶん変わったと思います。以前だったらその情報が入ったら自分なりに「きっとこうだ」と考えて、すぐ上司に相談して「じゃあ、こうしましょう」という動きをしていました。
それは良かれと思ってやったことですが、逆効果になったこともありました。

講座の内容では「心理ゲーム」※も役に立ちました。
会社の中で社員の言動を見ていると「心理ゲームをやっているな」と感じるようになりました。「心理ゲーム」には関わらない方がよいと思いますが、私は人事・総務の仕事をしているのでどうしてもそれに関わらざるをえません。そういうときは話を変えたりして心理ゲームにならないようにしています。

交流分析を学んでそんな「心理ゲーム」の中にも怖がらずに飛び込んでいくことができるようになりました。「心理ゲーム」の中に入って行って、関わったり抑えたりすることができるようになりました。今までは「心理ゲーム」の中に入って行って、結局波にもまれて落ち込んでしまうことが多かったと思います。

この講座は上司や経営幹部に勧めたいですね。自分の性格や癖、部下とのギャップを知ることができます。
この部下にはこんな対応をした方がよいと分かって対応すれば、部下の不満は少なくなり、会社はもっと良くなると思います。

この講座の中では他の受講者の話をお聞きしながら、「あ、こんな考えもあるんだよな」「A(大人の心)が高いとこんな感じなんだな」と学ぶことができました。そんな話をたくさん聞けたのも良かったです。

他の受講者の話を聞けたのは楽しかったし、いい出会いだったなと思います。

(H.Eさん 40代 人事・総務担当会社員)

※「エゴグラム」「エゴグラム」「A(大人の心)」「心理ゲーム」は交流分析の用語です。

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