交流分析を学んだら人間関係が楽になりました!
交流分析講座を修了された受講者の体験談を紹介します。
M.Iさんは自己肯定感が低く他人に対して卑屈な気持ちと負けてなるものかいう意地になる気持ちがあって常に緊張していましたが、交流分析を学んでありのままの自分を自分で受け入れることができ、周囲とオープンな関係が築けるようになりました。人間関係が楽になりました。
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私は交流分析を学ぶ前は自分の自己像が歪んでいたと思います。
自己肯定感が低かったので、常に他人に対して卑屈な気持ちと、逆に他人に負けてなるものかという意地になる気持ちがあって、いつも緊張感がありました。
私自身が他人に対して心を開いていなかったので、「I'm OK. You are OK.」※ではありませんでした。
私は「人生の基本的立場」※でいう「第4の立場」※をとっていたので、他人に対して警戒心を持っていたし、心がオープンな人と付き合うことができませんでした。
たぶん周りの人も私に対して腫れ物に触るように遠慮がちに接していたと思います。
交流分析を学んだ後は、ありのままの等身大の自分を受け入れられるようになりました。
自分で自分を受け入れられるようになったので、他人に対しても頑張らなくてよくなった感じがします。自分のことは自分で受け入れているので、他人が自分を受け入れるかどうかを基準にしなくなりました。他人軸で生きなくていいということですね。
そうしたら他人にオープンになりました。
私がオープンになったら、周りの人もオープンになって受け入れてくれるようになったと感じています。人間関係が楽になりました。肩ひじ張らないで他人と接することができるようになりました。
講座の中では、「ラケット感情」※の元になっている「幼児決断」※の場面に退行誘導されたときのことが印象的です。そのとき「ああ、これだったんだ」という場面にたどり着きました。私はこれまで子供の頃のことを自分で深く探って思い出してきたつもりでしたが、そのときは「ああ、これにつながるんだ」と意外でびっくりしました。それを思い出しているときは苦しいのですが、そのときの子どもの自分に出会えてよかったなと思いました。
交流分析を学んで、「人生脚本」※の書き換えができたのが良かったです。
心理学というハードルが高く感じるのですが、交流分析は論理的で分かりやすい学問だと思います。
この講座というか、田中先生の特長だと思うのですが、とにかく事例をたくさん出してくれることですね。身近な「ああ、そういうことってあるよね」というお話をたくさんしてくれることです。事例を聞いていると、「それってこういうことだったんだ」と分かりやすいです。講座内容を庶民目線に落としてくださっていて分かりやすいです。
話はそれますが、あるカウンセラーから交流分析を初めて勧められたときに、「何かお勧めの本はありませんか?専門的ではなくて分かりやすいのがいいのですが。」と尋ねたのです。すると国谷誠朗さんの「孤独よ、さようなら」という本を勧められたのです。その本は「こんな出来事があって…」というような物語調で分かりやすく、ストンと腑に落ちました。
「ああ、そういうことなんだ」「交流分析って身近なものなんだ」と思いました。
それと同じものが田中先生の講座にはありますね。
田中先生が「例えばこういうことですよ…」と事例を話してくださると、「ああ、日常的によくあることだけれど、それを交流分析で考えるとそうなるんだ」と思います。そこがすごく分かりやすいです。
交流分析は親子関係で悩んでいる人にお勧めします。
私はそういう人から相談をよく受けます。「子どもと対立して喧嘩になってしまってコミュニケーションがとれない」等の相談です。そういう人が交流分析を学べば子どもと上手く関係が築けるのではないかと思います。
私は対人援助職の仕事をしているのでいろんな相談を聴いていますが、そんな相談をしてくる人にも交流分析はお勧めです。
(M.Iさん 50代 対人援助職)
※「I'm OK. You are OK.」「人生の基本的立場」「第4の立場」「ラケット感情」「幼児決断」「人生脚本」は交流分析の用語です。